<26th> トンボの告白

2019年08月15日


歌詞


1 永遠に続く愛を二人で誓った日から
  始まった物語の筋書に逆らえない

  いつもと変わらない夜
  いつもと同じ君の顔
  でも「キスの味が変わった」と
  小さな声で君が呟いた

  今は本当の気持ちが嘘で
  幸せな現実が偽りで
  この世界の物語の一部として今日も踊る

  でも止められない心の熱が
  僕の身体を苦しく燃やす
  誰も知らない罪と罰を
  抱えて生きてる
  世界の端っこで 今日もひっそりと飛ぶ
  トンボの告白

2 永遠に変わらないものなんてきっと無いから
  虫のように変わり続けることが永遠かもね

  物語は今日も明日も時計の針と共に続いてく
  命のバトンの重さ 押し潰されそうなくらい感じる

  でも帰る場所に帰りたくない
  物語を書き換えたくなっても
  美しい幸せの虚像から
  逃げられず戸を開ける

  目に見えているこの広い世界に
  海より深い影が眠ってる
  誰も知らない恋の気持ちを
  隠して生きてる
  世界の端っこで 今日もひっそりと飛ぶ
  トンボの告白


コメント


「永遠の愛」という言葉は素敵ですが、時に人の気持ちは移り変わることが残念ながら現実にはあるでしょう。
そんな時、自分の本当の気持ちと現実の世界にズレが生じて苦しんでいる人もいるかもしれません。
自分の気持ちに正直に生きることは、時に正義ではありません。
一点だけを見つめられない、複眼のような自分を恨み、罪と罰を抱える、そんなトンボの告白です。

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