<41st> 三日月
歌詞
1 他のみんなと同じで
仲良く過ごしてきた つもりだった
だけど気付いた頃には
みんなとは違っていた
初めて感じた気持ち
好きだというのともきっと違う
自分がおかしくなりそうで
でも同じ気持ちだった
決まった人はお互いにいた
今が幸せ それは確か
だけど それとは別...
誰にも言えない想い
言葉にすれば罪になるから
きっと確かめてはいけない
痛みだけ 強く抱きしめて
2 二人だけにわかるサイン
普段と違う自分が現れるよ
でも踏み込んではいけない
影でしか生きられない
会うたびにまた 甘くて痛い
別れるたびに 切なくて 苦しくて
神様...
光と闇のグラデーション
月の満ち欠けのような心
「今夜だけでもいいから」
言いかけて また黙り込んだ
誰にも言えない想い
言葉にすれば罪になるから
きっと確かめてはいけない
痛みだけ強く抱きしめて
そして思い出は美化されて
何事も無かったように...
コメント
人の心、特に恋心は白か黒か綺麗に分けられないこともあるでしょう。月のように光と影が押し合い、その境目は微妙な色をしています。自分でも気付きもしなかった、言葉にすることもできないような不思議な気持ちになることも時にはあるでしょう。そして、本能的な思いと社会的な規範が一致しないことも、大きな声では言えないとしてもあるでしょう。社会によってはそれは罪だと捉えられることもあります。だから気持ちは閉じ込めるほかないのです。だから苦しくなります。やがて、何事も無かったかのように消えていくかもしれません。それが罪ではない社会に生まれていれば、あるいは違う結末だったのかもしれません。今は抱え込むしかない痛みでも、その痛みはきっと美しい。大切にしたいですね。