<14th> 卒業

2017年03月29日



歌詞


1 自分が正しいと疑わずに 壁にぶつかって気付く未熟さ
  自分をより大きく見せたくて 強がっていた頃

  自由を楽しんでいるつもりで 何も選べずに苦しんでた
  夢中で恋をして叶わなくて 雨が降る日もあった

  僕は旅立つ 桜の下で 卒業の日に

  大人になっていくタイミングは 人には何度かやってくる
  傷つけ 傷つけられ 泣きながら 優しくなっていく

2 自分が何者かわからなくて 旅に出てみても会えなかった
  故郷に帰って積もる話 涙こぼれた夜道

  自分で決めることを迫られた
  何がしたいのか どうするのか
  大人の世界へ行く階段で 転ばないように

  君は旅立つ 涙浮かべて 笑顔を見せて

  明日は新しい人に出会う 懐かしい友に別れを告げて
  明日は新しい自分になる 自分からの卒業
  次のスタートライン


コメント

この歌は、大学生の卒業を歌ったものです。
つまり、最後の卒業式です。
いろんな人が卒業を歌っていますが、僕にとっては、モラトリアムからの卒業です。
自分とは何者かという問いを立て続けた青年時代から、大人の世界へと踏み出していく日です。 

自由というものは、時に人を苦しめます。
自分で選ぶと言うことは、自分に責任を持つということです。
そして自分で決めるためには、自分と向き合うことが必要になります。
自分と向き合うという作業は、もしかしたら想像以上に痛いことかもしれません。
それでも自分と向き合って、新しい自分になること、それが皆が通る道です。

人と関わって生きていくということは、意外と簡単なことではありません。
未熟な付き合いを繰り返しながら、人は成長していきます。

入学の歌は少ないのに卒業はいろんな人が歌い、表現してきました。
それは卒業式の方が気持ちが昂るからでしょう。
入学式の日と卒業式の日の自分の気持ちの違い、別れを惜しむ友人、懐かしい思い出、見送ってくれる後輩。
それが学校で得たものなんでしょう。
そして、同じように入学してきた100人には100通りの卒業がやってきます。
だからたくさんの卒業の歌があるんだと思います。

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