<31st> 栞
2020年02月24日
歌詞
1 とにかく若過ぎた頃の僕たちは
周りも見えずに閉じ籠っていた
世界に背を向けて
少しだけ大人になった時には
君の言葉も聞こえなくなって
終わりを告げた
自分だけが特別だと誰もが思ってた
流す涙もいつか誰かの恵みの雨に
人生の物語は続く 今日も頁を繰る
傷付いたけど忘れたくない頁に栞を差す
明日からの物語の続き 君が書き込んで
面白くしよう 感動しよう
世界で一つの物語
2 世界を知った気になってたね
批判をするだけで人を見下して
偉くなった気がした
叱ってくれる人は失ってから
大事だったって後から分かった
未熟だったね
隠したいほど恥ずかしくても
可愛い自分さ
過ちの日もきっと一日たりとも欠かせない
人生の物語は続く 今日も波瀾万丈
涙で文字が滲んでも 懐かしい匂いがある
明日からの物語の続き 生まれ変わってみよう
歳を取っても 色は褪せても
世界で一つの物語
もしも明日が来なかったら
誰と何をするだろう
君に今日という記念日の頁に
栞をやさしく差してほしい
明日からの物語の続き 奇跡を信じよう
明るい未来を歩む僕らと 新たな仲間と
一緒に
コメント
「若気の至り」なんて言葉がありますが、誰もが多かれ少なかれ恥ずかしい過去を持っていたりします。しかし、そんな日々も今の自分を作っている大切な日々であるはずです。未熟だった自分を可愛がってあげたいですね。人生という長い物語には欠かせない一部ですから。たとえ傷付いたり、傷付けたりした日も、忘れないようにそっと栞を差しておきましょう。そして、新しい登場人物たちと出会い、これからの物語を楽しくしていきましょう。