<4th> 翼をなくした鳥たち
2008年03月01日
歌詞
1 飛ぶことができなくて 広すぎる街の端っこで
悲しそうに空を見てる 鳥を見つけたんだ
自分の無力さを嘆いても傷つくだけ
力が欲しくても手には入らない
さあ翼をなくした鳥たちよ 空が飛べないのなら歩き出せ
さあ翼をなくした鳥たちよ 今もう一度あの空目指しはばたけ
2 本当に大切なものをなくしてしまったら
心から笑えなくて まるで抜け殻のよう
鏡に映るのは本当の自分の姿
うまい嘘をついても自分にはバレる
ほら翼をなくした鳥たちよ 今ここに生きている それでいい
さあ翼をなくした鳥たちよ 後ろを向くな 前だけを見てはばたけ
時間が今までの過ちを消してくれれば...
そんなことを想い 見上げる遠い空
さあ翼をなくした鳥たちよ 代わりとなる翼を探し出せ
さあ翼をなくした鳥たちよ 不細工でいい 自分らしくはばたけ
コメント
鳥にとって翼とは?
人間視点ではありますが、鳥にとって翼とは、鳥を鳥たらしめている最大のアイデンティティでしょう。
その翼を失ってしまった鳥はどうなるのでしょうか…
さて、私たちが最も大切にしているものや、自分のアイデンティティを失ってしまったら…
それでも生きていく、そんなことを考えて詞を書きました。
翼をなくした鳥であっても、空が飛べなくとも細い足で歩くことができます。
現実を受け止めて、たとえ不細工であっても自分にできることで生きていく。
翼をなくした鳥のように。